銀の羅針盤をひらく ー ポレポレ書斎、はじめの一歩

はじめに

このサイトの名前は「銀の羅針盤」。
そこに、ひとつの書斎を構えることにしました。名を「ポレポレ書斎」と言います。

「ポレポレ(Pole Pole)」は、スワヒリ語で「ゆっくり、ゆっくり」。
急がず、焦らず、自分の歩幅で歩く、という響きが好きで名付けました。

30年余りのサラリーマン人生を、2025年の暮れに静かに降りました。
長く海外で仕事をし、帰国して組織をつくり、そして家族とともに歩んできた日々の、区切りの日でした。

降りたあとに見えてきたのは、派手に勝つことでも、誰かに追い抜かれないことでもなく、
今ここにある暮らしを、丁寧に味わう、という静かな営みでした。

銀の羅針盤、三つの目盛り

私の手元には、三つの言葉があります。
これが、この書斎の羅針盤です。

敗者のゲーム
派手に勝とうとしない。致命的なミスを避け、長い時間を味方にする。
投資でも、仕事でも、人生でも同じだと思うのです。

足るを知る
今あるものの豊かさに気づく力。
年収が倍になっても幸福度はたいして変わらない、と研究は言います。
「しめしめ」と小さく呟ける日々を大事にしたい。

点を線にする
未来を予測して点を打つことはできない。けれど、自分の直感に従って打った点は、
振り返ったときに一本の線になる。ジョブズの言葉です。
私もそう信じています。

この書斎で書きたい、三つのこと

ひとつ、幸福論
アラン、ヒルティ、ラッセル、三木清。
幸福について書かれた本を、生きてきた時間と照らし合わせて読み直しています。

ひとつ、早期退職後の人生設計
退職という節目をどう設計したか。
家族会議で話したこと。法人をつくる意味。うまくいかないこと、迷っていること。
正直に書きたいと思います。

ひとつ、資産形成
派手な利回りの話ではありません。
敗者のゲームの考え方で、長い時間をかけて、慎ましく育てていく。
そういう姿勢を書きます。

どうぞ、ゆっくりと

このサイトは、急いで大きくするつもりはありません。
読んでくださる方の暮らしに、静かに寄り添えるなら、それで十分です。

コーヒーでも淹れて、ときどき、覗きに来てくださると嬉しいです。

銀の羅針盤、ポレポレ書斎より。

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